オランダの花やさん日記

オランダより『花のある暮らし』へようこそ! オランダと日本の美しい花のライフスタイルを綴ります。

ダリアと紫陽花の撮影会

花のシーズン真っ盛り、オランダの撮影の仕事も順調です。
生産者グループや花協会からの依頼でデーター用のカット写真や販売促進のためのツール用の
カットなどの撮影のため最高質の花達が集まってきます。
フォトグラファーもプロデユーサーもベストなチームでの撮影はお天気に恵まれて絶好調。



先週はダリア、今週は紫陽花。
新しい品種や注目されている品種をセレクトしシーズンやイベントで使えるようなカットイメージを2024年トレンドに合わせて撮影します。


私は植物の管理、デコレーション製作、撮影がスムーズに進むようにセットを次々準備していくアシスタントとして仕事をしていますが、毎回、撮影されるカットの美しさに感動し撮影の帰り道はなんと素敵な世界を今日も見る事ができただろう!と感激して帰ります。


瞬時に必要なものを手渡していくのがアシスタントの役目ですが、一緒に良いものを作っていくという阿吽の呼吸をぴったり感じながらも、言葉も文化も違えばいろんなぶつかりもあります。
それも私が今生きてる世界の一部でもあるので日々、共に学びあい、良い仕事ができるようにベストを尽くすのみです。
ありがたい事にチームのメンバーはこういった違い、多様性を芯から理解できる方々なので笑い話になるくらいで済みますが、この理解があるかどうかは本当に重大です。



いろんな違い、障害による能力差(私の場合はオランダ語の弱い言語障害)、性差、世代差、文化差、宗教差、思想差、階級差、人種差、など様々な差別がある事を目の当たりにする国際社会で多様な社会の真の理解がある所には幸せな日々があるのだと、仕事を通じても暮らしていても感じます。


もっともっと率先して仕事で貢献できるように私にとっての言語障害を乗り越えていかなくてはいけません。
しかしながらオランダ語は難しい、発音が何よりも極端に難しい!
8年目に入った今も週1回のオランダ語に通いオランダ語が身近になれるよう継続しています。最近は言語療法に近いような発音や口の動きなどをゆっくりみてもらってますが、
良い先生に恵まれて助けられています。
そして今後の課題はオランダ語で文章を書くです。
あと数年後にはもっと力をつけて恩返しできるようになりたいものです。


Klimprodukties https://klimprodukties.nl/
ダリア https://www.beekenkamp.nl/plants/en/labella/