オランダの花やさん日記

オランダより『花のある暮らし』へようこそ! オランダと日本の美しい花のライフスタイルを綴ります。

今月のレッスン報告〜『バラとハーブ』

皆さん、こんにちは。
オランダは2週間以上も気温25度を超える真夏日が続きました。
30度を超える日もあり、庭の植物達も日焼けするほどの暑さでした。
いかがお過ごしでしょうか?




暑い中、今月のレッスンはバラとハーブ、青い空に爽やかな香り!
オーガニックの畑からいろんなハーブを頂きました。
触って楽しむ、
香って楽しむ、
花の色、葉の色を楽しむ、
効能を楽しむ、
などいろんな切り口からハーブのレクチャーを行い、実際に香りバラとハーブを花器に活けて頂きました。



自然に親しむ暮らしがしたい、
興味があるけれどどこから取り組めば良いかわからない、
もっとハーブのことを知りたい、
皆さんの声にお応えするような形でのレッスンでした。



子供の頃、忙しく働く母の肩や背中をマッサージしていたのですが、
母が気持ち良くなり元気になる、ありがとうが嬉しくて誰かが元気になるような仕事はいいな〜と育ちましたが、これは今も同じです。

(写真はマッサージオイルを使ってハンドマッサージを紹介するハッピーヨガ浜野先生)

そんな元気になる源がこの自然界にはたくさんあります!
介護施設で母が寝たきりになった頃、足をオイルマッサージしました。
ハーブを漬け込んだオイルでマッサージをするとその効果は静かに深く響きます。
気持ち良いらしく本当に優しい顔でありがとうと言ってました。



ハーブは心と体に元気な力を与えてくれる自然のギフトです。
こんな自然を知らずして一生を終えるのはもったいない!
オランダの人もここに育つハーブの効能など知る人も少なくなりましたが、確かにここには見えない力があります。

その見えない部分を感じ取る力を育てる事がきっと一番大切なのでしょう。
ハーブを手にする機会を増やして体と心に感じる静かな命の触れ合いといいますか・・・対話すると言いますか・・・・
言葉のない世界、静かな世界を感じとる豊かさをしっかり感じ取って頂けたと思います。



来月のレッスンは食べて飲んで楽しむハーブをテーマにお花のレッスンを行います。
興味があられる方は是非、レッスンにいらして下さい。

レッスンを開催してくださったホストの皆様、準備、お手伝い、ありがとうございました!
皆さんが笑顔にあふれ、子供の頃のようなお顔で無邪気な姿でお花と向き合う姿はとても素敵でした!
またお会いできる日を楽しみにしています!



 

 

 

 

 

 

 





6月のお花レッスン(バラとハーブ)

緑の季節になりました。
やっと暖かくなったと思いきや6月に入って30度まで気温は上がり、植えたばかりの植物たちが日焼けするほど夏真っ盛りなオランダです。

皆さまはいかがお過ごしでしょうか?

(写真は友人がエルダーフラワーのコーディアルを作る様子です)
爽やかな風が吹くと緑の香りが風にのって香る夏は朝から晩まで明るく、ついつい遊び過ぎてしまう最高の季節です。もうすぐ夏至を迎えるなんて、信じられません!


6月と7月は2ヶ月にかけて大好きなハーブをテーマに楽しいレッスンをしています。
今月は外からの働きかけによるハーブアロマ、マッサージ、コスメなどの実用的な使い方などを説明しつつ、ハーブを手にして季節のお花を活けています。
香りやお花の色、ハーブの効果が皆さんの心身に響いてとても良い時間です。


ハーブを生活に取り入れてみたいけど、どこから手をつけたら良いかわからないという方にハーブの楽しみ方や活用の仕方をお伝えするのが私の役割です。
買えば何でも手に入る世の中ですが、身の回りにある薬草と親しみ心身ともに元気で過ごせたら自然環境への負担も減って、シンプルでとても美しい世界に出会うことができます。



薬草に親しむというのは現代社会の中でこれから更に大事にされるオリティーライフの根幹です。
リンスだって、コンディショナーだって、虫除けスプレーだって化粧水だって、身の回りにあるものでというのは、一番香りも良く気持ち良い生活を手に入れることです。良いこと尽くしのハーブに出会えた生徒さんの皆さんのお顔が、生き生きとして美しい。



材料は近くのオーガニックファームで採取した鮮度抜群のハーブとバラ農園さんより香りバラ(エクスタシー)、最強の組み合わせは準備から楽しくて仕方ありません!
準備は私の至福のひととき、ハーブを自転車のカゴに入れて風に吹かれながら走るなんて、最高〜



来月のオランダの花レッスンはハーブを食べる、飲むをメインにお伝えしてお花を活けていきます!
オランダにお住いの皆様、来月もお楽しみにいらして下さいね!お待ちしています。
レッスン案内はこちらから

レッスン(オランダ) | oranda8783


(日本の皆様へ)
8月上旬に数回だけハーブのレッスンを行う予定です。
どうぞ楽しみにいらして下さいね!
また案内ができましたら、お知らせいたします!














ダリアと紫陽花の撮影会

花のシーズン真っ盛り、オランダの撮影の仕事も順調です。
生産者グループや花協会からの依頼でデーター用のカット写真や販売促進のためのツール用の
カットなどの撮影のため最高質の花達が集まってきます。
フォトグラファーもプロデユーサーもベストなチームでの撮影はお天気に恵まれて絶好調。



先週はダリア、今週は紫陽花。
新しい品種や注目されている品種をセレクトしシーズンやイベントで使えるようなカットイメージを2024年トレンドに合わせて撮影します。


私は植物の管理、デコレーション製作、撮影がスムーズに進むようにセットを次々準備していくアシスタントとして仕事をしていますが、毎回、撮影されるカットの美しさに感動し撮影の帰り道はなんと素敵な世界を今日も見る事ができただろう!と感激して帰ります。


瞬時に必要なものを手渡していくのがアシスタントの役目ですが、一緒に良いものを作っていくという阿吽の呼吸をぴったり感じながらも、言葉も文化も違えばいろんなぶつかりもあります。
それも私が今生きてる世界の一部でもあるので日々、共に学びあい、良い仕事ができるようにベストを尽くすのみです。
ありがたい事にチームのメンバーはこういった違い、多様性を芯から理解できる方々なので笑い話になるくらいで済みますが、この理解があるかどうかは本当に重大です。



いろんな違い、障害による能力差(私の場合はオランダ語の弱い言語障害)、性差、世代差、文化差、宗教差、思想差、階級差、人種差、など様々な差別がある事を目の当たりにする国際社会で多様な社会の真の理解がある所には幸せな日々があるのだと、仕事を通じても暮らしていても感じます。


もっともっと率先して仕事で貢献できるように私にとっての言語障害を乗り越えていかなくてはいけません。
しかしながらオランダ語は難しい、発音が何よりも極端に難しい!
8年目に入った今も週1回のオランダ語に通いオランダ語が身近になれるよう継続しています。最近は言語療法に近いような発音や口の動きなどをゆっくりみてもらってますが、
良い先生に恵まれて助けられています。
そして今後の課題はオランダ語で文章を書くです。
あと数年後にはもっと力をつけて恩返しできるようになりたいものです。


Klimprodukties https://klimprodukties.nl/
ダリア https://www.beekenkamp.nl/plants/en/labella/





92歳の母と車椅子のお散歩

オランダもやっと温かくなって新緑がとても綺麗なこの頃です。
街路樹のマロニエ、ライラックが満開、早くもポピーやマーガレットが道端に咲き始め、
初夏を感じる陽気な夏の雲が広がりはじめました。

ご無沙汰しておりましたがいかがお過ごしでしょうか?
3月末から4月末まで日本の仕事に専念し、オランダに帰国後はこちらの仕事に
追われる春の花の季節です。ブログの更新が追いつかなくて、ごめんなさい。

今日はお天気も良いので久しぶりに施設にいる義母をお散歩に誘いました。
2月に施設に入った義母は92歳、とても元気によくお喋りして施設の生活にも馴染んでいるようでほっとしています。

昔、父と母はサイクリングしていろんな風景を共に楽しんできたご夫婦でした。
一緒にお散歩していると『お父さんとよくピクニックしたベンチよ。』と懐かしそうです。


だいぶ足が弱くなり歩きにくくなった母を車椅子で母と父の思い出の森へ行くことにしました。母は緑の美しさに、草原の花々に目を輝かせて楽しんでました。


車椅子でいくような散歩道ではないのですが、木の根っこでガタガタしている所は私と夫で車椅子を持ち上げながら、いろんな風景を見て思い出を聞くことができました。
車椅子の両サイドを2人、後ろから一人、3人でかかえあげるとどんな所も行けますね。これ新しい未来の競技になりそうねと笑いながら・・・・



ヨハンもティネケもおばあちゃんの車椅子を押して楽しそう。
92歳の母は両目とも白内障の手術をし視力がほぼ完璧に近いほど回復し、遠くのものも何でも見えるようになりました。
認知症もなく、元気で一人で暮らすには歩行が困難で施設に暮らすことになりましたがなかなか、外へ行く機会がないとこうして自然の中には入れません。

この森は肥料、農薬は禁止され自然のままに管理をしていくという決まりのもと、野生の花がたくさん咲いています。
この草原の向こうにはキンポウゲの花が野原一面にギシギシなどと咲いています。
本当に美しい自然の世界です。

娘のティネケと私が摘んだ花は義母のお部屋に飾ってきました。
ゆっくり花を見る時間、母とゆっくりお散歩する時間、とても穏やかで気持ちが落ち着きます。

母が今日も健やかに過ごしてくれていて有難いです。
またお天気になったらお散歩に行こうねと約束しました。
やっと春になって外へ出れるようになって嬉しい。









〜ウクライナ募金のその後〜


昨年末の冬のお花のレッスンの際に行った募金活動、オランダへ避難して来ているウクライナのタニアさんご家族を支援する目的で皆様から頂いた12万3500円と皆さんからいただいたお手紙やプレゼントも一緒に12月25日にお渡ししてきました。
避難して来てはじめてのこの冬、少しでも孤立した気持ちになられないよう、はるばる日本からの皆さんの支援を直接届ける事で少しでも力をつけてこの冬を過ごしてほしいという願いでした。

それが、こんな形でウクライナへ繋がり、届けられました!
出来ることはわずかな事ですが、海を渡り確実に手から手へ温かい支援が届けられた事を
とても嬉しく思います。


タニアさんご家族はこの日本からの募金をとっても喜んで下さいました。
私が日本に行くと知って、この募金をどのようにしたか、また日本の皆様にお伝えしてほしいと連絡がありました。


メッセージには日本の皆さまへお礼を伝えて欲しいとのことです。
是非、ご紹介させてください。


まいさん
昨日は本当にありがとうございました!
日本では楽しい時間を過ごせますように🌸。

年末に支援を届けれてくれた皆さん本当にありがとうございました!
心を通わせ、支援を申し出てくれた日本の皆様に心より感謝申し上げます!


私たちは、クリスマスに皆さんからいただいたお金を、ウクライナの孤児たちのために服や靴を購入するために使いました。この子たちは本当に助けを必要としています。
彼らは、戦争の初期にハリコフの孤児院から移動させられました。
今はウクライナ西部の国境に近いヴォロフタにいるそうです。
私の妹はそこから近いところに住んでい流のでそこへ素晴らしい日本の皆さまからの贈り物の小包を送りました😊
写真を送ります。


プライバシー保護の観点から、孤児の子供の顔を写すことは禁止されていました。しかし、私の妹が言うには、子供たちは好奇心旺盛で興奮していたそうです。
生後数ヶ月の幼い子から10代まで、さまざまな年齢の子供たちがいました。


税関では、新品の衣類は人道的支援ではなく、「商品」とみなされるため、最初に小包の問題がありました。しかし、この孤児院の管理者は、国境で小包が子供たちに正確に届けられることを証明するために、私たちに公式の依頼状を送ってくれました。
本当にありがとうございました🙏。


あなたの大きな心に感謝します ❤️
あなたの人生のすべてに神の祝福がありますように!


先日はタニアさんのご主人のお誕生日、ウクライナのおばあちゃんのレシピのケーキを頂きました!
本当に素朴な味で、美味しい。このケーキの味は私も一生忘れません。


このご家族がいつの日か国へ帰れる日が来る事を願って支援を続けて行きます。
皆様、ご協力いただき、本当にありがとうございました!



日本へ出発〜

早朝5時、元気に出発しました!が・・・
フランス・パリの年金改革ストライキに巻き込まれフライトキャンセル・・・
次の便は13時間後、もしかして乗れるかもという代替え案の返事待ちの待ちぼうけ〜

アムステルダム(KLM)→パリ(Air France)→ソウル(大韓航空)→福岡とシェアーコード便のため、事前チェックインが出来ないという出発でしたが、やはりシェア便の連帯もうまく行かず、私のチケット番号は見当たらない・・・昨日までは確かにやり取りをしていたのに、消えてしまうとは何故?

 航空会社カウンター、入国ゲートの混雑、機械の故障、飛行機の延着も日常茶飯事になりました。日本には何時間後に到着できるのでしょうか・・・こうなったら楽しむしかありません!幸い、フランスの人はやさしくてお茶目な人が多いので救われます〜

それにしてもドイツ、フランスの空から見える田園風景の美しさ!
特にフランスの緑の曲線に雲の影がなんとも朗らかで素敵です!



そして無事に佐世保に帰り着きました〜
24時間の予定が36時間、フランスでの乗継ぎ便がキャンセルになり別の航空会社を手配されました。テクニカルトラブルにつき、用意された仮の搭乗券は手書きだし、フランス語なまりの英語はなかなか理解しがたく、パリのストライキで便が減ってる影響もありカオスな中、対応して下さったおじさんの目もショボショボ、これから13時間待機して下さいと言われても仕方ありません。



家族の危篤などでなくて良かったと安堵の涙に、ストライキでこんな思いをさせてしまってすみませんとわざわざ席を離れカフェまで案内し、お昼代を支給して下さいました。細やかなお節介がとても可愛らしくてついつい楽しい気持ちになるのがフランスの好きな所です。
次は預け荷物をピックアップ、しかしすでに荷物はもう何処かへ行ってしまうだろうという予感しかありません。
 『貴方、僕の言ってる英語わかる?_』『はい、わかりますが、この状況がわかりません。』というやりとり30分、no woriies と何度もおっしゃるが、woriiesだらけで不安な顔が消えない私に時代はこうも変わって!!
フランス語の音声を日本語に変換してコミュニケーションを取るというひとつも食い違いがないように対応して下さいました。



荷物紛失届け証明書を書いてもらったお陰で、最終的には荷物3つのうち一つだけ紛失し、2日後には実家に届きました。良かった〜仕事の道具ばかりでした。
トラブル続きですが、あきらかに時代は進化して、感激。
然し乍ら、36時間は疲れますね。
さ、これから日本で頑張ります!

花とピアノのコンサート、お待ちしています。

〜ご案内です〜(シェア歓迎)
Akané Collectiveによる春のコンサートのご案内です。

気持ちの良い季節です。
おだやかな春の土曜日の午後、皆様のご来場をお待ちしています。
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 『花とピアノのコンサート』
4月15日(土曜日)佐世保市島地町かのん[奏音]
開場14:00 開演14:30
一般2500円/中高生1500円
コロナ対応のため20名限定とさせて頂きます。

《 花とピアノがあなたの心にやさしく触れる時間 》
ヒームストラ舞(フラワー・アーティスト)と重松壮一郎(ピアニスト)が2020に結成したユニット「Akané Collective(アカネ・コレクティブ)」が、佐世保にてミニ・コンサートを開催。
花とピアノ、2つの異なるジャンルが有機的に絡み合い、ステージ上で融和します。
ひとしずくの音、ひとひらの花が物語る世界。あなたの感覚に反応し、いのちにつながるアートを、ぜひ体験してください!

お申込みはこちらからどうぞ

www.livingthings.org


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春のお花とごはん会

久しぶりに我が家でお花レッスンのご飯会でした。

こんなに美しい桜が入手したのはオランダではじめて!
桜、チューリップ(エンドレスラブ)、スイトピー、ライラックをモーブ色の素敵な花器に活けました。このガラス花器までついたレッスンができるのもお花大国ならでわ。

我が家でのお花会は日本語でゆっくり語らう時間でもあり、お花のレッスンもいつもよりゆっくり進めれるのが心地よい時間。
 花もどこにも無理のない自然な姿でただただ美しく、皆さんもとても美しい。
レッスン後は皆さんとお鍋を囲みました。
大学生の素敵な女の子も美味しいと満面の笑顔!
参加者の方がオランダで作ったお味噌を持って来て下さいました。
オランダでもこんな暮らしができると良いなと思う熟成された美味しいお味噌!
とても良い時間をありがとうございました!



次の我が家でのレッスンは5月です。
初めての方もお子様連れの方もどうぞお気軽にご参加下さい。
(案内が出来次第、受付も開始します。メッセージなどでも受付しておりますので、どうぞお問い合わせください。)
5月13日(土曜日)10時30分〜13時30分
6月17日(土曜日)10時30分〜13時30分
7月8日(土曜日)10時30分〜13時30分



〜ミモザの日は国際女性デー〜

3月8日、今日はイタリアではミモザの日。そしてミモザは国際女性デーのシンボルのお花です。今日は特別な日に連日、ご自宅へお花の講師として呼んで頂きました。

イタリアでは女性の強さや団結のシンボルであるミモザを贈り合う習慣があります。
参加者にもイタリアでミモザの日にパートナーからミモザを頂いたきっかけでミモザが好きになったとおっしゃった方もおられました。
オランダのルッテ首相は今日、イタリアのメローニ首相を訪問した際にミモザの花束を贈呈されてました。


ミモザもとても良い状態で入荷しとても素敵なミモザのリース、スワッグが出来上がりました。開催して下さったホストの方々、素敵な機会を作って頂きありがとうございました!


レッスン後には即席持ち寄りランチパーティーもはじまり、みなさんと乾杯、色んなお話を伺いました。赤ちゃんを抱っこしたり子供達に絵本を読んであげたり、私も至福のひととき!
アメリカ、ポーランド、ドイツ、ロシア、フランス、イギリス、タイ、香港と様々な国々で暮らし得た豊かな経験や知恵を今日もたくさん教えて頂きました!
世界を渡り歩いて来た皆さんの話ははいつも笑いあり、涙あり、たのもしくて元気をもらいます!


今日のオランダのニュースは国や民族、言葉、文化、経済、政治などを問わず女性達が達成してきた成果を認識する日という各国の運動、デモや取り組みが報道されていました。
中でもアフガニスタンの女子教育が中等部から無期限停止されたままの今日に胸が痛みます。抑圧の暴力の中で生きる事を強いられている多くの国々の女性の安全、平和を守るためにも声を上げ続けたいミモザの日。
今年の国際女性デーのテーマは『全てをデジタルに』ですが、オランダで暮らしていても言語や文化背景の多様な社会で生きていくにも、デジタルを教育に積極的に取り組んで平等な社会環境を作っていくべきだと言われています。

ジェンダーギャップ指数の低い日本は146カ国中116位、これまで築いてきたテクノロジーも細やかで丁寧な国民性もこの数字ではもう、世界には置いてきぼりで、もったいない!
早く目を覚まし上位へ上がれるようなんとかすべき数字です。

まずは女性議員をどんどん増やし女性の声が政治に届くよう、そしてそんな政治に女性が賛同する未来を期待し春の統一地方選挙に注目します。
国際社会に生きる日本人として、どうか日本のジェンダー指数が上がるよう頑張ってほしいミモザの日です。

 




オランダ人はスケート好き


オランダで馴染みある庶民的なスポーツといえばスケートでしょうか・・・
冬、運河が凍れば大人も子供もみんな、マイスケート靴持って外へ飛び出していきます。
街の大きな広場に氷がはられ、あっという間に数日だけのスケート場ができます。


しかしながら近年、暖冬で運河が凍ることも稀、なかなか滑る機会がありません。
70年代生まれくらいの人までは、全員滑れるのではないかなと思うほど、庶民的なスポーツなんですが、もう我が子達の未来はそうでもなさそうです。


冬休み、春休みなど、スケート場ではボランティアの方々が子供達にスケートを教えて下さるというので参加してきました。
スケート大好きなおじいちゃん、おばあちゃん、現役で活躍中の若い選手達が、はじめての小さな子供、すってんころりん、つるつるころりんな子供達を優しい声で助けて下さる姿はなんて微笑ましいのでしょう!
我が子もはじめてオランダに来た冬、想像以上に難しいスケートに転んで泣いてた所、見ず知らずのおじさんやおばさんが優しく手を引いて教えて下さった事を思い出しました。


自然環境が変わって庶民的なスポーツからかけ離れてしまう運命なのかもしれませんが、とっても気持ちよくて、冷たい風さえも気持ち良く、体も心もぽかぽかと温かくなります。
もっと滑れるようになって、いつか北欧の美しい自然の中でスケートできる日が来たらいいな〜
オランダの高齢者の方々はみんな本当にスケート上手!
自転車で鍛えた体でスケートされる姿はとても綺麗!

お友達と手を繋いで滑る、素敵な冬の思い出です。